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タカザワケンジ「someone's watching me」

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サイズ A5変形
中綴じ
32ページ

写真の歴史には路上を歩く人々を速写する「ストリートスナップ」という伝統がある。アンリ・カルティエ=ブレッソン、ウォーカー・エヴァンス、木村伊兵衛、土門拳、森山大道、荒木経惟らこのジャンルに名作は多々あるが、現代では「写される側」からの批判があり摩擦が起きている。一方で市民社会の安全のために至るところに監視カメラが設置されることに抵抗は少なく、むしろ歓迎されている。
本書ではスローシャッターで撮影した都市の風景から人間の顔を拡大しスマートフォンで撮影、Instagramにアップした写真と、その行為と得られた写真についての考察で構成されている。風景から顔だけを取り出すのは監視カメラの流儀であり、顔がブレているのはどこまで抽象化されれば個人の顔から離れられるかという実験である。テキストではストリートスナップの歴史を踏まえて写真から何が読み取れるかを考える。

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