発送は、毎週火曜日に行います。
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金村修「VANISH POINT DEATH」
¥3,000
A5版、68ページ
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金村修「God Only Speed Knows」
¥3,000
B6 32ページ(表紙を含む) 発行:KILLER AGENT サイン入り 金村のレーベル「KILLER AGENT」からは、展覧会タイトルと同じ、カラーデジタルプリントのコラージュで作られた「God Only Speed Knows」という冊子が展覧会に合わせて発行されました。
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金村修写真集『Lead-palsy Terminal』
¥4,400
金村修は、これまで東京の街の雑踏を写真に収めてきました。しかし、現在のコロナ禍において撮影された金村の写真には、これまでモチーフとして扱われてきた都市の雑踏が影を潜め、これまでに見られなかった都市の余白が浮かび上がります。 今回の写真集は、2020年に撮影された〈廃墟〉化した空港の写真とともに、過去に金村が収めた郊外写真から構成しています。このような構成から、都市の変容を見据えたポスト・パンデミックの芸術を思索します。 (edition 400 / Signed) 著者:金村修 編集:岡田翔 寄稿:篠田優 翻訳:海原力 デザイン:相島大地 発行:paper company サイズ:200×250mm ページ数:100p 言語 : 日・英 発行年:2021年2月 仕様:ソフトカバー|オフセット印刷
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タカザワケンジ「ESCAPE」
¥2,800
サイズ A5 ソフトカバー 144ページ 1995年から1997年にかけて撮影された、東京のオフィスとその周辺の写真。写っている人物の顔を消すことで、個人を取り巻く環境を通して時代に目を向けることをうながす。2020年9月に発表したIG Photo Galleryの「郷愁を逃れて」から生まれた写真とテキスト。
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タカザワケンジ「偶然の写真史Ⅱ」
¥1,800
B5判32p <「私は写真。透明な存在だ。」──写真が語る写真史 1960年代~編> 「写真自身が写真史を語る」という設定で書かれた異色の写真史第2弾。「I」の後を書き継いでいます。 写真集の複写から生まれたエラー写真を手がかりに、偶然に導かれた写真史を「語る」試みです。 といっても、読みやすさを心がけました。
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勝又公仁彦 Compilation of photo series of Kunihiko Katsumata until 201X Vol.1
¥2,300
テキスト:伊藤俊治 アートディレクション:峠田充謙〈デザイン峠〉 仕様:B6 / 2冊組(128P/フルカラー+72P/モノクロ) 発行:Media Passage 時間、光、場所、空間、認知などをサブテーマに写真と映像の構造に触れる作品を展開するアーティスト、勝又公仁彦。本作は、アーティストがこれまでに取り組んできた作品シリーズより未発表を含む14のシリーズを再編し収録した作品集。長時間露光や多重露光などを用い、火や影、光、稜線、部屋の直角、窓からの眺め、ビルのガラスや壁面、樹木といったイメージを捉え、場所に流れる時間や光の変化、視覚や知覚、風景の変容、自然と人間との関係などをテーマにしたそれぞれの連作を収載しています。見えている世界に潜んだ見えていない世界の相を様々な手法で露わにした作品群は、歴史や記憶、空間や時間など言葉のうえでは抽象的に感じられるものへの問いを具体的なイメージとしてそれぞれに提出します。カメラや写真装置の可能性の拡張だけではなく、デザインや建築、認知科学や都市論など様々な領域との親和性も多分に感じさせる作品群。アーティスト自身による各シリーズへの解説テキスト、美術史家の伊藤俊治氏による論考を収録したテキストブックとの2冊組。対訳付き。
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勝又公仁彦「Right Angle -white next to white-」
¥2,700
テキスト:伊藤俊治 アートディレクション:松本久木 協力:中村光江 発行所:Media Passage 印刷・製本:株式会社サンエムカラー 仕様:210x277mm,変則並製本 本文50頁 フルカラー 発行日:2018年2月14日 発行:Media Passage ISBN:978-4-909584-00-7 C0072 時間、光、場所、空間、認知などをサブテーマに写真と映像の構造に触れる作品を展開するアーティスト、勝又公仁彦の作品集。 本作は、ありふれた建築空間の面の交差やその幾何学的な次元に焦点をあて、三次元的な空間を二次元に落とし込むカメラの特性を用いて、空間と認知の関係性をテーマに撮影された連作で構成されています。異なる階層の白、線により分割された複数の面の連続。どこまでも抽象的に選択され、操作されたオブジェクトとコンポジションにより、平面における空間認識、カメラが提示する知覚や記憶の外にある世界の潜在性など、絵画や写真、映像芸術の構造そのものを問い直すような連作。ペインティングと見紛うような淡いトーンの白の連続、抽象的であるがゆえにさまざまなイマジネーションを呼び込むような静かな気配が美しい。絵画や写真芸術に関心を持つ方はもちろん、建築の領域においても様々なヒントを促すような一冊です。
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石田省三郎写真集 Radiation Buscape
¥3,300
ブックデザイン:鈴木一誌、山川昌悟 編集:タカザワケンジ 文:タカザワケンジ、石田省三郎 英訳:ハート・ララビー 製版・印刷:光陽社 2011年3月11日、東北地方太平洋沖地震に伴う巨大津波に襲われた「福島第一原子力発電所」は、原子炉建屋の水素爆発、メルトダウンなどにより、大量の放射性物質を大気中に拡散させた。 放射線という眼に見えない物質によって、人々は住み慣れた故郷から立ち退くことを余儀なくされ、「帰還困難区域」に指定された地域は、未だに放置され、将来の見通しも立っていない。 事故からちょうど5年目にあたる2016年、一年あまりをかけて、この地域を縦断して走行する代行バスの車窓から、道路沿線の現状の撮影を継続した。 バスは、北上するにしたがって、「避難指示解除準備区域」、「住居制限区域」を通過して、「帰還困難区域」にいたる。 時折、放射線量のを示す標識があり、3.5μSv/h近くの数値を示す しかし、当然のことながら、その放射線自体は、目にすることはできない。いわば見えないものの影響を写したのがこの作品である
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石田省三郎 [TSUKIJI JONAI 2018」
¥1,000
改訂版 解説:タカザワケンジ 東京中央卸売市場築地市場いわゆる「築地場内」の移転前、およそ2年間にわたって撮影したシリーズである。 2018年10月6日、築地場内は、83年の幕をとじた。 市場に携わる人々や扱われる魚類や青果物は、豊洲に行っても変わらないが、建物や店構え、設備は消え去ってしまい、今では観ることはできない。 ここに掲載する作品は、2020年5月にIG Photo gallery で行った写真展で展示したものに若干の写真を加えた。 このうち3点の組み写真が、2021年神奈川県美術展写真部門で準大賞を受賞した。
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石田省三郎「Nights,Walking:Chigasaki」
¥1,500
モノクロ 無線綴じ 120×120mm 写真28点 電気の明かりがつくり出す風景をテーマにした作品群の一つである。 ひとが電力を手にしたのは、そんなに昔のことではない。 200年にも満たない間に、ひとが生きるためになくてはならないものになった。 だが、この電気をつくるために、初めは水力であったが、その後火力に、そしてついに原子力に頼るようになってしまった。 しかし原子力発電が、取り返しのつかない危険性を孕んでいることは、チェルノブイリ、スリーマイルそして福島の惨状を見れば、明白である。火力発電も地球環境に深刻な影響を及ぼしていることに、われわれは気づかされた。 必要不可欠なものをつくり出す手段が、人間に致命的になる矛盾。 この矛盾が克服されなければ、ほんとうの未来は始まらない。
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石田省三郎『「東電女性社員殺害事件」弁護留書』
¥2,750
発行年:2013年2月14日 ページ数:264p 発行:書肆アルス 5年半に及ぶゴビンダ・プラサド・マイナリ氏の「無実の訴え」。そのマイナリ氏の弁護人による記録。無罪確定の日に行った神山啓史主任弁護人との対談を全章に編集し収録、巻末に詳細な裁判年表を付した。 著者 1946年岐阜県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業。73年4月弁護士登録(第二東京弁護士会)。多田武法律事務所、仙谷・石田法律事務所等を経て、11年9月より石田法律事務所(東京都中央区)。第二東京弁護士会刑事弁護委員会委員長、日本弁護士連合会刑事弁護センター副委員長、「検察の在り方検討会議」委員などを歴任。日石郵便局・土田邸爆破・ピース缶爆弾事件、沖縄ゼネスト事件、松戸OL殺人事件、ロッキード事件、リクルート事件、東電女性社員殺害事件など、戦後史に名を刻む刑事事件の弁護に携わる。著書に『取調べの「全面可視化」をめざして』(共著、中央公論新社)ほか。また、京都造形芸術大学通信教育部美術科写真コースを卒業後、事務所の一角に「IG Photo Gallery」を設けるなど、写真家としても活躍。写真集に『CROSS RAY GINZA』(Red Stream Photography)、『Radiation Buscape』(IG Photo Gallery)などがある。
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クガハルミ「玉響-TAMAYURA-」
¥1,000
同名のIG Photo Gallery企画展の図録 写真:19点、モノクロ テキスト:クガハルミ 解説:タカザワケンジ サイズ:209mm×209mm *発送は、火曜日に行います。
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井上雄輔「知覚のエアポケット」
¥1,300
サイズ A5 ハードカバー 44ページ 自分自身の写真作品の制作について、または写真とはなにか、ということを、一歩引いた視点からまとめたエッセイ集。 コンテンツ ・写真の時間性 ・複製について ・信号について ・虚構の穴 ・撮り続けること
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青木大祐「Absorber」
¥2,000
我々は自分が見たものを信じない。 自分が信じるものを見るのである。 この写真を見て私達は食物にカビが生えているのだと思い込む。 しかし実際は食物で無く写真表面にカビが生えている。 カビのイメージは腐敗や死。だがそれは人間視点だ。 カビ視点では命を謳歌している最中なのだ。 また写真には時間軸がない。 飲み込もうとしているのか?吐き出しているのか? どちらの解釈も可能だ。 鑑賞者は自分の思い込みで真実を蔑ろにする。 自身の都合で己の眼を裏切るのだ。 We don't believe what we see. We see what we believe. We assume that there is mold on the food when we see these photographs. In reality, however, the mold is not on the food but on the surface of the photographs. Mold is associated with rot or death, but that is from the human perspective. The mold itself is in the middle of savoring its life. Moreover, there is no time axis on photography. Is he trying to swallow? Or to vomit? Either interpretation is possible. Viewers ignore the fact based on their assumptions. They betray their own eyes for their convenience. 30 Page 21.0 x 21.0 cm
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福島あつし「ぼくは独り暮らしの老人の家に弁当を運ぶ」
¥3,960
高齢者専門の弁当配達のアルバイト、それが僕の仕事だ。 お客さんたちの姿はいつか訪れるかわいそうな姿では決してなかった。 活力をもらっていたのは、僕の方だった。(ーーー本文より) KYOTOGRAPHIE2020で多くの観客の心を揺さぶった作品がついに1冊に(略して『ぼく弁』)。突然独居老人たちと関わることになった20代前半の著者は、初めは老人たちの暮らしぶりを直視できず距離を置いていたものの、次第に関係性を構築し、いつしか年の離れた友人のように彼らの家を訪れて撮影を重ねていった。ある若者が「写真家」になるまでの10年にわたる記録。 寄稿: タカザワケンジ デザイン:樋口裕馬(yumore / inhere) 判型:A4変 総頁:160頁 製本:上製 ISBN:978-4-86152-855-2 C0072 発行:青幻舎
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石田省三郎 [Integral]
¥1,000
石田省三郎展 [Integral]図録 http://igpg.jp/exhibition/ishida2021a.html カラーレーザープリント 210×210mm 28p 電力と都市、都市と人間の関係を考察することから生まれた作品。ブローニー・フィルムを装填したピンホールカメラを使い、東京銀座の交差点を四方向を夜間に撮影。現像したフィルムをスキャニングした画像データ各4点を比較明合成、比較暗合成することで、2点のイメージをつくりだしている。